台風被害を受けた方、シャワーを無料でご利用いただけます<終了しました>

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2019/9/12 23:05 追記 – シャワー無料開放は終了しました

2019/12/12(木)23:00をもってシャワーの無料開放は終了しました。

23:00を過ぎたので、玄関ドアに貼っていたシャワー利用についての張り紙を剥がしました。電気が復旧した10日の14時過ぎ頃から、12日までの3日間、正直利用者は少なかったのですが、「あそこに行けばシャワーが使える」という情報を知っているだけでも、安心材料になればと思い、鹿嶋市役所の市民生活部 交通防災課に発信していただきました。ご多忙の中、ありがとうございました。

22時過ぎに小学校の先生がいらっしゃって、水が使えないので歯も磨けない、助かりましたと声をかけてくださいました。「この辺にマーブルっていうところがあるみたいだけど、知ってる?」と、鹿嶋市にお住まいの方が訪ねて来られて、お部屋などを見学して帰られたり。MARBLE B&Bは看板も出ていない小さな宿なので、迷われた方ごめんなさい!

シャワーを利用された小学校の先生が、神栖の「美しの湯」が混んでいたと言っていたように、今日の訪ねて来られた方も「水が出ない間は美しの湯に行っていた」とのこと。お風呂って大事ですね。止まっていた信号が動き出し、コンビニにもいつものように商品が並び出し、ようやく町は日常を取り戻してきたように思います。

鹿嶋市のゴミ処理場に行くと、大量の災害ゴミが山積みでした。ソファやマットレスなど、大型のものが多く見られました。今後は農家さんのビニールハウスなどもたくさん集められることと思います。まだまだ爪痕の残る鹿嶋ですが、あさって14日には鹿島アントラーズvsFC東京戦も開催されます。被災した方が、この試合には必ず行く!という書き込みを見かけました。私ももちろん観戦します。この試合が多くの方の喜びになりますように。町に鹿島アントラーズという希望があるって、いいですね。

まだ停電の続く千葉にも、とにかく少しでも早く日常が戻りますように。


2019/9/11 17:04 追記 – シャワー無料開放中

9/10(火)に引き続き、11(水)、12(木)もシャワーを無料開放しています。

鹿嶋市の停電は本日1:00頃全世帯で復旧したようですが、井戸水をポンプでくみ上げているご家庭などはまだ水が使えない状況が続いているようです。23時までシャワーを無料開放していますので、仕事帰りなどお気軽にご利用ください。

また、香取市など近隣の方でお困りの方もご相談ください。電源充電、WIFIもあります。
TEL. 0299-87-1209(MARBLE B&B 鈴木)

シャワーご利用時間 13:00〜23:00
・アメニティはご利用いただけます。
・タオル、着替えはご持参ください。

[茨城県] 停電情報
[千葉県] 停電情報


シャワーを無料開放しています

台風15号の影響により、鹿嶋市内の多くの世帯が今もまだ停電している。MARBLE B&Bも一ヶ所、雨が室内に吹き込んでくる窓(!)があったので、台風が過ぎ去るまで雑巾しぼりで夜を明かした。

9/9(月)午後からの停電も約24時間経った9/10(火)14時頃、復旧したので、シャワールームを無料開放します。鹿嶋市でまだ電気が使えない方、お風呂が壊れてしまった方など、どうぞお気軽にご利用ください。

シャワーご利用時間 13:00〜23:00
・アメニティはご利用いただけます。
・タオル、着替えはご持参ください。

[鹿嶋市] 台風15号に伴う施設のシャワー利用について


それにしても、先日購入した手回しラジオがこんなにも早く役立つとは! 停電の夜は地元のコミュニティラジオ「FMかしま」がとても役に立った。電気の使えない24時間はとても長く感じた。とはいえ、水道もガスも使えたし、トイレも異常なし。停電の少なかった隣町に行けば、ガソリンも満タンにできた。あまりの暑さに3回ほど水を浴びた。

2011年の東日本大震災を思うと、たった1日で日常に戻れるのだ。家も仕事も生活もすべて失った身内を思うと、なんということはない。母親も祖母も、何ヶ月もかけて体育館やビジネスホテルなどを転々と移動し、福島第一原発のある故郷から少しずつ離れていった。仲の良かったお友だちとも離れ離れに。そして一生日常は戻ってこない。そんなことを停電の中、思い返していた。あのときを思えばこんな停電くらいで弱音を吐くわけには。

台風がきたなと実感し始めたのは、9月8日のルヴァンカップ浦和戦が終わったあと、23時過ぎだった。試合終了と共に、帰路を急ぐサポーターたち。既に都内の電車は22時頃から運休がアナウンスされていたので、東京駅周辺のホテルを予約して観戦に挑んだ方もいたようだった。

帰宅困難になった方がいたらと、試合前にこんなツイートをしておいた。

台風の目の中にいるなと実感したのは、9日午前3時頃だっただろうか。凄まじい雨風に、建物が吹き飛ばされるんじゃないかと心配になるほどだった。猫も怯えていた。9日の夜は、成田空港内に閉じ込められた人たちを救出すべく、夜通し成田空港と京成成田駅間の移送ボランティアをやって、10日の朝4時頃帰宅した。

9月10日の午後になっても、鹿嶋市内はまだ信号機が動いていない交差点がいくつもある。隣のコンビニは少しずつ商品が運び込まれて、営業を開始したところだ。日常に戻るにはもうしばらくかかりそうだ。

今回の停電で役に立ったモノたち

(1)手回しラジオ

市内を中心に近隣の被害情報を随時把握できた。手回しラジオは、電池がなくても回せばラジオが聴けるので、安心感がある。視覚が閉ざされると、聴覚が研ぎ澄まされる。夜が明ける頃には、ただ静かに音楽が流れていて、不安がとても和らいだ。2011年3月のあの日、サンドウィッチマンのオールナイトニッポンを泣きながら聞いたのを思い出した。暗闇で聞くラジオは、とてもやさしい。

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(2)アウトドア用のLEDランタン

テーブルに置いたり、吊した使ったりできる。光が強いので、停電時にこれがひとつあると心強い。

(3)モバイルバッテリー

ANKERのモバイルバッテリーは2つ常備している。この10000mAhのバッテリーは、iPhoneのフル充電3〜4回分。旅行にもいつも携帯している。

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