BBQ

2019/05/29

ゴールデンウィークに連泊していた女の子2人組、一人は東京から、もう一人は京都から、毎月鹿嶋アントラーズの応援にやってくる。彼女たちがMARBLE B&B初のBBQを企画してくれた。

といっても、宿にはBBQの道具など何一つない。私はどちらかといえば、家の中で食べたい。いつだったかマツコ・デラックスが「埃かぶった肉食ってなにがうまいんだ!」とテレビで吠えていた。あれに同意する。そういうタイプの人間なので、すべて彼女たちにお任せした。

今年、鹿嶋市内に「Amarrar Grill(アハマ・グリル)」というお店ができた。オーナー小島さんのインスタグラムを見ると、鹿島アントラーズの安西選手が度々登場する。聞けば、幼なじみなのだという。なるほど、だから鹿嶋にお店を出したのかなと思った。「Amarrar Grill」は、出張シュラスコBBQ、イベント出店、ケータリングなどもやっている。今回のBBQは、この「Amarrar Grill」の出張シュラスコだ。プロが材料を仕入れ、ベストな加減で焼いてくれる。道具もすべて持ち込んでくれる。なんという贅沢!

開催前に、オーナー小島さんが下見にやってきた。菓子折とマーブル味のドリンクまで持って。安西選手の幼なじみといえば、23歳だ。お若いのにその気配りと丁寧な話しぶりに大変感心させられた。小島さんは前職、本格的なシュラスコ料理の名店「バルバッコア」の青山店、丸の内店といったお店にお勤めだったと聞いた。それはもう、バルバッコアが家にやってくるという話ではないか。

企画してくれた女の子たちは、夜な夜なBBQの準備に勤しんでいた。クイズを考えたり、名札をつくったり。

 

BBQ当日は、大阪や湘南など遠方からのお客さまもとても多かった。初めての試みで不安も多かったが、席を立たずに次から次へと焼きたてのお肉がやってくる。サラダと煮込み料理まで用意されていた。前日から仕込みでお忙しかったと思う。当日使用したドリンク用のカップは、私が海外サッカー観戦で集めたものだ。2014年ブラジルワールドカップ、2016年ユーロフランス大会、2018年ロシアワールドカップ。カップを見れば、どの大会のどんな試合だったか映像で浮かんでくる。

岐阜から参加された方がいた。地元から名古屋に出て、深夜バスで東京まで。そこからバスを乗り継いで鹿島のクラブハウスで練習見学。MARBLE B&Bまでは1時間歩いてきたという。なんと気の遠くなる道のりだろう。BBQの日はそのまま宿泊して、翌日は自転車でクラブハウスへ練習見学に出かけて行った。そこから、スタジアムまでまたサイクリング。自転車は私が車で回収した。

岐阜の彼女は、看護学生で国家試験を受けるためにアルバイトもあまりできなかった。それで鹿嶋に泊まるときは、「快活CLUB」という漫画喫茶を利用していたという。節約するためとはいえ、お布団もない漫画喫茶という空間で夜を明かし、試合に挑むサポーターがいることを初めて知って衝撃を受けた。こういう話を聞くと、鹿嶋市もクラブも変わらないといけないと思うし、宿泊施設を作った他にも、私にできることがまだある気がする。みんな時間を作って、お金を貯めて、鹿嶋に来るのを楽しみにしてくれている。以前、宿泊された方は、普段介護に追われていて、時々鹿嶋に来れることを、心から楽しみにしていると話してくれた。こうしたファンの気持ちを甘えてはいけない。試合だけでなく、鹿嶋に来てよかった、楽しかったと思ってもらえるようにMARBLE B&Bとしてもサポートしていきたい。

「Amarrar Grill」の出張シュラスコは、食事もサービスもとてもクオリティの高いものだったが、大変残念なことに、ゴールデンウィーク明けに鹿嶋での営業を撤退してしまった。また、どこかで会えますように。

Amarrar Grillさん、まあやちゃんとなっちゃん、それからユニフォームを着て参加してくれた皆さん、楽しいひとときをありがとうございました。

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