ハンガーとフック

先日、出張で宿泊されたお客さまが、洋服用ハンガーにジーンズを被せるようにして掛けていた。ああ、これはいけないなとパンツ・スカート用ハンガーを各部屋に置くことにした。

ちなみにフックは各部屋デザインが異なっている。下の写真はどちらも昔の鉄道車両で使われていたフックの復刻版。左はやや女性らしい線の細いデザイン。アルミニウムの鋳物フックでアルマイトで仕上げられている。このフックは、昔のフックの鋳型に出会った方が、その鋳型を使わせてもらえることになったということで復刻発売されたもの。

右のきっちり、かっちり、直線的なデザインのフックもまたアルミニウム製。金太郎あめを作るように、どこを切っても同じ形状の製品を作ることができる「押出成形」という製法で作られている。格好いい。

蒸気機関車の木造客室で実際に使われていたとっておきのフックは、自宅側で毎日使っている。これは大のお気に入りなので、独り占めすることにした。MARBLE B&Bの1階、電車席のフックもまた昔の木造車両で実際に使われていたもの。こちらについてはまた改めて書こうと思う。

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