図工室の椅子がやってきた

小学校の図工室にあった木製の椅子を遂に落札した。官公庁オークションに出品されていたものをまとめて購入できた。この官公庁オークションは、行政機関(市町村などの地方公共団体や、警察、消防機関など)が出品しているウェブサイトで、財産差し押さえになった土地や建物なども売られている。時々、バスや消防車、電車の車両といった普通には入手できないものも安値で出品されるので、見ているだけでも楽しい。

官公庁オークションの商品は、現地引き取りがほとんどなので、入札する前に受渡方法を確認しておく必要がある。今回の椅子は小美玉市が出品したものだったので、MARBLE B&Bから車で1時間程度だ。ちなみに、わが家の猫たちも6年前に小美玉市の里親さんから譲り受けたので、小美玉市には何かとご縁がある。

この椅子は、子どもが減って廃校になった小学校の備品だった。まずは小美玉市役所で落札代金を支払い、職員さんと廃校になった小学校へ。校門の横に「玉里村北小学校」とあった。

令和3年3月に最後の卒業式をしたというので、廃校になってまだ間もない。まだ子どもの声が聞こえてきそうな雰囲気だった。小学校に立ち入るのは何年ぶりだろう。なんだか懐かしい気持ちになる。

図工室の椅子いっぱいの教室で、なるべく状態のいいものを選んだ。

きれいに手入れした椅子は、早速MARBLE B&Bの共有スペースや客室へ。ペンキが付いていたり、たくさんの傷もあるが、それも味があってとてもいい。歴史を重ねた思い出いっぱいの椅子、大事に使おう。

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