MARBLE B&B

MARBLE B&Bは4部屋だけの小さな宿です。サッカーと旅と建築が好きな家主が、鹿島アントラーズのホームタウン茨城県鹿嶋市に2016年に建てました。以下のとおり、シンプルなB&Bです。

MARBLE B&B
  • ホテルや旅館のようなサービスはありません。すべてセルフサービスです。
  • 朝食に焼きたてパンをご用意しています。
  • 高速WIFI完備。
  • 隣りはセブンイレブン。
  • チェックアウトはゆっくり11時。鍵を指定の場所に置いて出るだけで、手続きはありません。

小さな宿ですので、音が響きます。他のお客さまにもご配慮いただき、なるべくお静かにお過ごしください。1Fのリビングは共有スペース、2Fは寝室です。以下のハウスルールをご一読の上、ご予約ください。

家主 鈴木綾子
旅館業許可証:潮保指令第13号

MARBLE B&Bに宿泊してくれた世界のサッカーファン

Thank you for soccer fans!

鹿島アントラーズ、FC東京、東京ヴェルディ、浦和レッズ、湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖、京都サンガ、インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア)、上海申花(中国)、上海上港(中国)、広州恒大(中国)、キッチーSC(香港)、水原三星ブルーウィングス(韓国)、慶南FC(韓国)、HJKヘルシンキ(フィンランド)、ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)、ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFC(オーストラリア)、台湾、他(順不同)

Outline of a facility – 施設概要

チェックイン : 15:00(最終チェックイン:24:00)
チェックアウト : 11:00
部屋数:4(最大8名)

  • アーリーチェックイン、レイトチェックアウトは受け付けておりません。
  • 午前中に到着した場合、建物内に入ることはできません。

House rule – ハウスルール

宿泊者同士がお互いに快適に過ごせるよう、以下のハウスルールをお守りください。

ご予約について
  • 宴会、パーティ、飲み会でのご利用はご遠慮ください。
    一晩中大騒ぎするお客さまは、他のお客さまのご迷惑になるため宿泊をご遠慮願います。なるべく静かに過ごしていただける常識的な方のみご予約ください。
  • 未就学児の宿泊はできません。
禁止事項
  • 全館禁煙です。喫煙は外でお願いします。バルコニー、ウッドデッキでの喫煙もご遠慮ください。火のついたタバコをウッドデッキに擦りつける行為、軒下へ捨てるのは火事の原因になるので、絶対にやめてください。
  • 花火、BBQは禁止です。
  • ペット禁止です。ハムスターなどの小動物も、隠して持ち込んだりしないようにお願いします。
  • 楽器、大型スピーカーの持ち込みは禁止です。演奏、絶叫、大合唱はおやめください。
  • 土足厳禁です。室内用スリッパを履いたまま軒下のブランコに乗ったり、車に荷物を取りに行ったりする方がいらっしゃいます。絶対にやめてください。
  • 宿泊者以外の方は、立入禁止です。ご予約いただいた人数よりも、多くご宿泊されていることが判明した場合は、追加料金として通常宿泊料金の2倍と違約金を請求させていただきます。
滞在中のお願い
  • 就寝時、外出時、チェックアウト時に、電源OFFと消灯をお願いします。特に、就寝時の1階の消灯を忘れずにお願いします。
  • 仲間を呼ぶ用途でインターホンを押さないでください。宿のインターホンを押すと家主の自宅側だけ音が鳴ります。宿の室内に音は鳴りません。
  • キッチンをご利用の方は、必ず元通りに片付けください。
  • 備品等の著しい汚損、破損などがあった場合は、弁償をお願いすることがあります。
  • 軒下のブランコの立ちこぎ、飛び降り、逆向きに乗って建物を蹴るなどの行為は絶対にやめてください。
タオルや毛布について
  • タオルをヘアカラー等で汚した場合は廃棄処分になります。その際は、タオル代をご請求させていただきます。
  • タオルを近隣の温浴施設等へ持ち出さないでください。
  • 毛布を持ち出さないでください。釣りのお客さまで、毛布を船に持ち込む方がいます。絶対にやめてください。
サーフィンする方へ
  • サーフボードを家の中に入れないでください。壁や床を傷付けるので、メンテナンスは外でお願いします。
  • 濡れたウェットスーツなどを持ち込んで、部屋に水たまりを作って帰る方がいらっしゃいます。濡れたもの、砂で汚れたものは、持ち込まないでください。

Neighborhood information – 近隣情報

  • 鹿島神宮まで徒歩約20分
  • 隣にセブンイレブン、コインランドリー、クリーニング店
  • ドミノピザまで徒歩1分

Obsessiveness with details – こだわり

  • ブランコは体重250kgまで大丈夫(のはず)。
  • 庭の枕木はオーストラリア鉄道で実際に使われていたものです。
  • 家主がマンホールマニアにつき、玄関に国立競技場のマンホールがあります。
  • 1F電車席のコート掛けは、蒸気機関車で実際に使われていたものです。
  • No.22、No.40のコート掛けは、それぞれ形違いの新幹線のフックです。
  • タオル、ガーゼケットはすべて日本製、コットン100%です。
  • 毛布は日本製のオーガニックコットン100%のものを使用しています。
  • 枕はイタリア製のスリープメディカル枕を使用しています。
  • ドイツ製マットレスを使用しています(No.2、No.10のみ)。
  • 各部屋に音配慮ドアを採用しています。普通のドアよりも少しだけ生活音を遮断します。
  • 食器はアランジアロンゾのものを使用しています。
家主のこと

鈴木綾子
福島県出身。多摩大学 経営情報学部 経営情報学科卒。2016年1月、鹿嶋市に移住。

主な資格
ITパスポート / ファイナンシャル・プランニング技能士 / 世界遺産検定2級 / アスリートフードマイスター / 食品衛生責任者 / 愛玩動物飼養管理士2級 / ペットシッター士 / 簿記3級

この町のコンシェルジュでありたい

世界中を旅して建築や宿のアイデアを拾い集め、このMARBLE B&Bに詰め込みました。目指しているのは、「自分が泊まりたい宿」です。素泊まり宿なら必要のない食品営業許可証や食品衛生責任者の資格を取得して、朝食付きにこだわったりしています。

4部屋だけの小さい宿ながらも、お客さまに聞かれたことにはなんでもお答えできるコンシェルジュでありたいと思っています。

記憶に残る宿をつくりたい

東京に住んでいる頃からカシマスタジアムに通っていました。試合後、スタジアムから東京駅直通バスに乗り込むユニフォーム姿のサポーターたちが、一様に無言でスマホを見ている姿に違和感がありました。同じ日に、同じ場所で、同じ試合を見ていたというのに!誰とも何も語らず、何も共有せずに帰路に着いてしまうなんて!

サッカー観戦に限らず、MARBLE B&Bは宿泊者同士が同じ時間を共有できる場所でありたいと願っています。お客さまの記憶に残る宿が理想です。

前のゲストの痕跡を残さない

五つ星ホテルの清掃スタッフさんのインタビューで心に残っている言葉があります。「前のゲストの痕跡を残さないよう心がけて清掃をしている」これは五つ星ホテルに限ったことではありません。この言葉を常に心に留めて、清掃をしています。

たとえば、カーテンが少しめくれているとか、ハンガーの向きが異なるとか、小さなことにも気を配っています。ドアノブや机に指紋など残さないよう、アルコール成分のない除菌力、洗浄力、安全性に優れたアルカリ電解水とマイクロファイバークロスを使って拭き取ります。MARBLE B&Bは小規模な宿なので、洗濯などは専門業者さんに委託しておりません。至らない点もあるかもしれませんが、気持ちよくお迎えできるうよう心がけています。

2016年に東京から鹿島アントラーズのホームタウンへ移住

2016年1月に東京杉並から鹿嶋市に移住しました。生まれ育ったのは福島第一原発のある町で、実家は放射能を浴びて更地になりました。震災後、被災地ガイドを引き受けることが多々ありました。その中で、鹿島アントラーズの小笠原満男選手が主宰していた「東北人魂」という、被災地の子どもたちを支援する活動に関わらせていただく貴重な経験をしました。選手バスで一緒に東北を旅したことがこの鹿嶋移住の理由の一つかもしれません。

あのとき、他のサッカーチームをガイドしていたら、今鹿島アントラーズを応援していなかったはずです。ちなみに、当時は小笠原選手が偉大なキャプテンだとか、本山選手が背番号10番だとか、何も知らずにガイドしていました。(信じられない)

仕事のこと

本業はウェブ制作です。2001年に独立し、2004年にマーブル有限会社設立、現在も主にECサイトを中心に制作を行っています。もともとは洋裁が好きで、ITではなくアパレル業界を志望していましたこともあり、B&Bのロールカーテンやローマンシェードなどは、手作りしたものです。

いつもものづくりの楽しさや、デザインで変わる何か、サッカービジネスと人間教育、地域コミュニティについて考えています。

旅のこと

どこへ行くのも大体一人旅です。最近ではクラブワールドカップ in UAE、その帰りにエジプトに立ち寄って、エジプト考古学にのめり込んだりしました。ブラジルワールドカップに続いてロシアワールドカップ、EURO2016フランス大会、スペインサッカー旅など。欧州四大リーグはすべて観戦しました。カタールワールドカップは、航空券や観戦チケットを確保していたもののコロナウィルスの状況をみてキャンセルしました。カタール、行きたかった!

サッカーに興味を持つ以前は、よく建築を巡る旅をしていました。アムステルダムにアパートを借りて、本気で移住計画を進めていた頃もありました。オランダの企業と契約し、あらゆる事業に取り組んでいたこともありましたが、あのときオランダ移住を断念したからこMARBLE B&Bが生まれたのでした。

猫のこと

2018年ロシアワールドカップから帰国してすぐ、白猫兄弟との運命的な出会いがあり、この家で一緒に暮らしています。ますます旅はお預けです。

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