「メルペイ」について取材していただきました

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2019/11/10

メルカリが鹿島アントラーズの経営権を取得したのが2019/7/30のこと。その後8/30には、メルカリの小泉社長がメルカリを退社し、鹿島アントラーズの社長に就任した。こうした流れの中で、11/1の浦和レッズ戦はメルカリ初の冠試合となった。

この日、メルカリのスタッフさんがいらっしゃって、お昼に前打ち合わせ。鹿嶋市でメルペイが使える宿泊施設ということで、たくさんのメディアの方を連れてMARBLE B&Bを取材していただいた。メルカリ、メルペイの社員さん、各メディアの記者さん、ありがとうございました。

よろしければ、記事をご覧下さい。

Forbes JAPAN｜チームにスラックを導入。メルカリの経営参画が「鹿島アントラーズ」にもたらした変化とは？（2019/11/16）
Impress Watch | アントラーズとともにキャッシュレス浸透を図るメルカリ。鹿島をメルペイ化（2019/11/6）
Yahoo!JPAANニュース | アントラーズとともにキャッシュレス浸透を図るメルカリ。鹿島をメルペイ化（2019/11/6）
mercan｜いよいよ、アントラーズがメルカリファミリーになって初の冠試合「Antlers Family Day with Mercari」。その結果は？ #メルカリな日々（2019/11/2）

記事中にもう一軒、鹿嶋市内でメルカリが使える飲食店ということで「ダイニングおおさき」さんが紹介されていた。完全予約制で1名からでも利用できるそう。MARBLE B&Bからも近いので、一度食べに行ってみよう。

家主はインターネット業界で二十数年やってきたので、IT企業であるメルカリが鹿島アントラーズの株主になり、カシマスタジアムのキャッシュレス化が急速に進むのは大賛成だ。スタジアム内の全店キャッシュレス決済導入の動きも早かった。

鹿島アントラーズ｜「スタジアム全飲食売店キャッシュレス導入」のお知らせ（2019/10/17）

ただ、売店のおばちゃんたちから「うちは現金だけ！そんなもん、やらねえよ！」と率直な意見も耳にした。試合日のスタジアム売店は、とにかくどのお店のすごい行列だ。そこでキャッシュレス端末を操作するヒマなど微塵もないし、現金のやりとりがもっともスピーディーだという意見はごもっともだ。スマホも頑なに持たないおばちゃんが、キャッシュレスでの支払い操作を覚えるのは、なかなか厳しいものがある。

11/1の浦和戦では、キャッシュレス端末を操作する専門スタッフさんが各店に1人付いてサポートしてくれた。お客さんがQRコードを表示したスマホを差し出すと、すぐに専門スタッフさんが専用端末でQRを読み取って、ご丁寧にレシートまでお渡ししていた。キャッシュレスを進める一方で、ペーパーレスはしないのか！　支払い履歴ならアプリに残っているはずだ。これまでも売店ではレシートなど出さなかったし、これからも必要ないと思う。

11/9の川崎戦でも、キャッシュレスの専門スタッフさんが手伝ってくれた。今後ずっとこのスタッフさんがサポートしてくれるわけではないだろうから、少しずつお店のおばちゃんも端末操作に慣れないといけない。金額修正など操作していたら、注文を待つ行列がどんどん伸びてしまう。最低限の人数で運営しているお店にとって、キャッシュレスを受け入れる余裕がないのは理解できる。お店がやるべき最優先は、おいしいものを作ること！　キャッシュレスなど二の次、三の次だ。

そんなわけで、最近は私も売店のお手伝いをしながら、行列がなくなったタイミングでおばちゃんに端末の操作方法を教えたりしている。操作に慣れれば、その場でその日の売上もわかるし、きっと今より便利だと思う。

この決済端末、メルペイなどのQRコードだけでなく、交通系電子マネー（Suicaなど）、iD、WAONも使えるようだ。お客さんのスマホ画面を見て、即座に決済方法を判断して端末操作するのは難しいといえば難しいし、現金を受け取った方が遥かに早い。時々、楽天Edyとかnanacoは使えますか？とか聞かれると、戸惑ってしまう。カード決済は、時間がかかるから使えないのだろうか。それならば、VISAなどのタッチ決済には対応しているのか。私もわからないことが多い。

FIFAの国際大会などでは、VISAがスポンサーになっていたりして、スタジアム内はVISAオンリー、現金不可のスタジアムも多かったが、特に不便はなかった。決済の種類が多いと店側にとっては逆に不便だなと思う。

カシマスタジアム内のゆがふさんが、これまでのキャッシュレス導入までの経緯や、利用率についても詳しく書いている。

ゆがふ｜キャッシュレス決済が導入された話