キッチンSALA

2017/08/09

東京の池袋にほど近い南長崎に、「せきざわ食堂」という地元の人たちに愛される大衆食堂があった。テレビドラマ「孤独のグルメ」にも登場したお店で、経営が心配になるレベルでべらぼうに安い。

その「せきざわ食堂」が2014年5月に閉店したあと、店名を「キッチンSALA」に変え、この鹿嶋で営業を続けている。こういうお店が近くにあるのはとてもうれしい。和食や洋食の基礎に忠実で、飾らず、丁寧に作ってくれる。そしてやはり、安い。

ドラマ「孤独のグルメ」で主人公の五郎さんが食べていたのが「しょうが焼き目玉丼」だった。それも捨てがたいが、私のおすすめは「骨付き唐揚げ」だ。骨があると食べるのが面倒だと思っていたが、これが全く面倒じゃない。するりと骨が外れる。片栗粉で揚げているので、外側がカリカリ、中はジューシー。千切りキャベツの上に4本も積み重なっている。お皿の片隅にはちょこっとナポリタンがのっていて、定食感が増している。唐揚げの他、「アジフライ」も大きくてジューシーでとてもおいしい。

唐揚げやアジフライはテイクアウトもできるので、電話注文しておいて、サッと買いに行ってサッとB&Bに戻り、ビール片手に熱々を食べるのもいい。

お店のお母さんは福島のご出身だという。聞けば同じ浜通り出身で、わが家と同じく原発事故で被災していた。一度、母親を連れてお店を訪れた際、奥の部屋から高校のアルバムを持ってきてくれた。お店のお母さんと私の母親は、偶然にも出身高校が同じだった。2〜3歳ほど母親の方が年上だったが、担任の先生まで一緒だった。そんなご縁もあって、鹿嶋に来て以来、贔屓にしている。

キッチンSALA
〒314-0006 茨城県鹿嶋市宮津台199-11
TEL 0299-84-5077
定休日 火曜日
営業時間 11:00 – 15:00 / 17:30 – 21:00

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