キッチンSALA

東京の池袋にほど近い「南長崎」に、「せきざわ食堂」という地元の人たちに愛される大衆食堂があった。テレビドラマ「孤独のグルメ」にも登場したお店で、経営が心配になるレベルでべらぼうに安い。

その「せきざわ食堂」が2014年5月に閉店したあと、店名を「キッチンSALA」に変え、この鹿嶋で営業を続けている。こういうお店が近くにあるのはとてもうれしい。和食や洋食の基礎というものに忠実で、飾らず、丁寧に作ってくれる。そしてやはり、安い!

ドラマの中で主人公の五郎さんが食べていたのが「しょうが焼き目玉丼」だった。それも捨てがたいが、私のおすすめは「骨付き唐揚げ」。骨があると面倒くさいと思うでしょう? 全然面倒じゃない。するりと骨と肉が外れる。片栗粉で揚げているので、外側がカリッカリ、中はジューシー。千切りキャベツの上に4本も積み重なっている。お皿の片隅にはちょこっとナポリタンがのっている。こういう小さな気遣いがうれしい。その他に「アジフライ」もおいしい。「カレー」もおいしい。なんでもおいしい。

お店のお母さんは福島のご出身だという。聞けば同じ浜通り出身で、わが家と同じく原発事故で被災していた。一度、母親を連れてお店を訪れた際、奥から高校のアルバムを持ってきてくれた。お店のお母さんと私の母親は、偶然にも出身高校が同じだった。2〜3歳ほど母親の方が年上だったが、担任の先生まで一緒だった。そんなご縁もあって、鹿嶋に来て以来、贔屓にしている。

キッチンSALA
〒314-0006 茨城県鹿嶋市宮津台199-11
TEL 0299-84-5077
定休日 火曜日
営業時間 11:00 – 15:00 / 17:30 – 21:00

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