鹿嶋の海(2)はまなすの精

2021/04/04

「はまなす」という花を鹿嶋に移住してから知った。バラ科バラ属で、赤や白い花が咲くらしいが、見たことがない。調べたところ、朝咲いて翌日には散ってしまう一日花らしい。花言葉「旅の楽しさ」というのがいい。

このはまなすは、北海道、茨城、鳥取などの海辺に自生し、この鹿嶋でも見ることができる。「大野潮騒はまなす公園」に行けば、もう少し詳しく知ることができそうだ。はまなすの実=ローズヒップでつくったジャム、ハーブティーなど、もしかしたら鹿嶋でもつくっている人がいるかもしれない。

 

海に少し突き出たところに、何かが。

 

なぜここに銅像を建てようと思ったのだろう。しかも「はまなすの花」ではなく、「はまなすの精」だ。親しみを込めて、女神と呼ぶことにする。

台座にはこう書かれていた。

このシンボル像は、平成7年9月1日に、鹿島町・大野村の合併により「鹿嶋市」の誕生を記念して建立したものです。

はまなすは、茨城県以北の海岸に群生するバラ科の植物で、紅紫色の5弁の花を咲かせ、強い香りがあります。鹿嶋市大小志崎の海岸が自生南限地として、国の天然記念物に指定されています。

西にそびえるはまなす公園の展望塔と、黒潮おどる太平洋に面し、日々変化する海の様子を見守ると共に、平和と安全を願うシンボル像として、訪れる人に安らぎと夢を持たせ、多くの皆さんに愛され希望の光を与え続けて欲しいものです。

平成87月吉日

 

ぐるりと背後に回り込んでみると、太平洋が一望できる。ちょっと恐怖を感じるほど、波の勢いが強い。テトラポットに勢いよく波が当たるごとに、海水を浴びそうになる。

 

日が暮れていくのを見守る女神。右前方に見えるのは、はまなす公園の展望台だ。ここまで歩いてくると、360度海に囲まれ、波の音しか聞こえない。「心が洗われる」という言葉がこんなにしっくりくる場所もない。

 

「はまなすの精」という銅像が鹿嶋の海に立っていることは移住から5年目にGoogleMapで知った。とてもいい風景なのに、駐車場がない。鹿嶋市!どうか、駐車場を整備してください!といっても、あまり人が多くなっても困る。女神はいつ行っても誰もいない。

鹿島町と大野村が合併して鹿嶋市ができた記念に建立されたというわりに、あまり大事にされていない印象を受けた。とにかくゴミが多い。恐らくかなりの税金で建立されたものだろうから、もう少し多くの人に親しまれる場所になって欲しい。海に立つ女神、鹿嶋らしい風景だ。

はまなすの精

〒311-2212 茨城県鹿嶋市角折2351−1
MARBLE B&Bから車で約20分

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