MARBLE B&Bには、シャワー室が2つ。男女で分けたり、グループで分けたりしている。当初はお風呂の計画もあったが、1人のお客さまが長風呂してしまうと他の方を待たせてしまう。それに、ユニットバスのような小さなお風呂だと、他人が入ったお風呂には入りたくないだろうから、毎回お湯を交換することになる。それなら、ユニットバス1つよりもシャワー室2つの方がずっと衛生的だし、宿泊者全員がストレスなく利用できると判断して、シャワー室2つという構造になっている。
そんなわけで、「この辺にお風呂ありますか」と聞かれることが多々ある。地元のおじいちゃんたちがよく利用するお風呂も含め、MARBLE B&Bから車で30分圏内の日帰り温泉やお風呂を5つをご紹介。
お勧め温浴施設5選
温泉 | 大人料金 | 車での距離 | 場所 | 終了時間 | 眺め | |
ゆの華 | ○ | 1000円 | 13分 | 神栖 | 25時 | × |
とっぷ・さんて | ○ | 850円 | 21分 | 鉾田 | 21時 | ○ |
北浦荘 | ○ | 420円 | 26分 | 行方 | 21時 | × |
ゆらら | × | 520円 | 20分 | 神栖 | 21時 | × |
鹿島ハイツ | × | 800円 | 14分 | 鹿嶋 | 23時 | ○ |
近くて快適。鹿島セントラル天然温泉 美人の湯「ゆの華」
- MARBLE B&Bより車で13分。
- 夜遅くまで営業している。
- 加水なしの本格天然温泉を100%。温泉泉質はナトリウム-塩化物泉。
- ホテル併設なので、ホテルの宿泊客も利用する広いお風呂。
- 大浴場、露天風呂、つぼ湯(陶器でできた一人用のお風呂)、サウナなどがある。
2024/5/30現在、お支払いは現金のみ。脱衣所のロッカーは、100円玉がないと鍵が閉められません。現金で1000円+100円玉を持っていきましょう。濡れたタオルなどを入れるビニール袋があると便利です。
内湯の温泉はかなりぬるい。一方、露天風呂は熱め。遅くまでやっているので、サッカー観戦のあとでも入浴可能です。
住所 | 〒314-0144 茨城県神栖市大野原4-7-1 |
電話番号 | 0299-90-0261 |
営業時間 | 月〜土 11:00〜25:00(最終入店 24:30) ※日曜のみ 7:00〜25:00 |
定休日 | 年中無休(年4回メンテナンス休業あり) |
料金 | 大人 1000円 小人 450円(4歳〜4学生) 3歳以下 無料 |
駐車場 | 300台(5時間まで無料) ※鹿島セントラルホテルの駐車場。駐車券をフロントへ。 |
海を見ながらの天然温泉なら「とっぷ・さんて大洋」
- MARBLE B&Bより車で21分。
- 海が見える天然温泉。お湯が真っ黒。温泉泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。内風呂、露天風呂、サウナあり。
- お風呂の料金でトレーニングルームも利用できる。
- 別料金でプールやコテージの利用も可能。
- 地元のおじいちゃん行きつけ。
鉾田市特産品直売所「さんて旬菜館」前の信号を海の方へ進むと、すぐ「とっぷ・さんて大洋」が見えてくる。三角屋根のコテージは宿泊可能で、この日はウェットスーツが干してあった。サーフィンして「とっぷ・さんて」で温泉、最高だ。
「とっぷ・さんて大洋」からの眺め。道路の下まで降りると、サーフポイントになっている。駐車場も広いので、サーファーと釣り人がたくさん集まっている。この海で遊んでからお風呂というのもいい。
「とっぷ・さんて大洋」はこの地域が大洋村と呼ばれていた時代に、鉾田市が健康増進のために作られた施設だ。建物に入ってすぐ、下駄箱に靴を入れて券売機で利用券を購入。フロントではPayPayも使える。下駄箱の鍵をフロントに渡すと、お風呂のロッカーの鍵と交換してくれる。
内風呂、サウナもいいが、なんといっても露天風呂が素晴らしかった。お湯は真っ黒。コーヒーか醤油かというくらい黒い。40度くらいで熱くはないので、のんびり長く入っていられる。地元のおばあちゃんたちがお風呂の縁に腰掛けて、目の前に広がる太平洋を眺めながら世間話をしている。色とりどりのタオルを頭に巻いて一列に並ぶ様子が、なんともかわいらしかった。脱衣所には濡れたタオルを入れるビニール袋も用意されている。
私が訪れた日の前日、ちょうどテレビ朝日「帰れマンデー見っけ隊!!」という番組で、「とっぷ・さんて大洋」が紹介されていた。番組内ではサンドウィッチマン、ハリセンボン、Kis-My-Ft2の北山宏光さん、松岡修造さんがローカルバスで鹿島神宮を目指していた。この旅のラストが、「とっぷ・さんて」の露天風呂だったこともあって、おばあちゃんたちの話題はこの話で持ちきりだった。
ロッカールーム、お風呂、休憩室とすべて広々としていて、居心地がいい。真夏でも、露天風呂は海風が吹いてとても涼しい。この料金で2階にあるトレーニング室が使えるというので、ちょっと覗いてみると、より一層眺めがよかった。トレットミルの視界が全面海!小さなトレーニング室なので、利用者でいっぱいだった。室内履きを忘れたので、次回は忘れずに持参して利用してみよう。
住所 | 〒311-2113 茨城県鉾田市上幡木1500-2 |
電話番号 | 0291-39-6500 |
営業時間 | 10:00〜21:00(最終入店 20:30) |
定休日 | 毎週月曜日(ただし祝日は営業、翌平日が休業)、定期点検期間、年末(12月29日~12月31日) |
料金 | 一般:昼間 850円 / 夜間 750円 ※昼間 10:00〜17:00受付 / 夜間 17:00〜20:30受付 高齢者:450円 子ども:350円 ※フロントではPayPay利用可能。 |
駐車場 | 100台(無料) |
通好みの「北浦温泉 北浦荘」
- MARBLE B&Bより車で26分。
- 鹿行大橋のふもと。昭和43年開業のなかなか風情のある昭和レトロな建物。
- 源泉掛け流し。お湯が茶色い。温泉泉質は、炭酸水素塩泉 鉱泉湯。
- 安いがボロい。味わいがすごい。時が止まってる。
鉾田市と行方市をつないでいる鹿行大橋を渡ると見えてくる北浦荘。ボロいとは聞いていたが、確かにボロい。「北浦荘」という名前は旅館ぽいと思っていたが、案の定昔は宿泊できたそうだ。
建物に入ると目の前に地元野菜が販売されている。どれも新鮮で安い!券売機で入浴券を買い、靴を下駄箱へ。
建物の古さは至るところに感じられる。天井のシミは雨漏りか。奥へと進むとお風呂がある。お風呂の洗い場は6人分、温泉も3人が間隔を保って入浴してちょうどいいくらい。そこへ私が入ろうとすると、誰かがお風呂の外へ。私がお風呂から出ると、誰かが入るという具合だった。とにかくお湯が熱い。入っては休憩を繰り返す地元のおばあちゃんたち。
昭和43年開業の北浦荘。昭和っぽいもので溢れている。
休憩室のテレビで大相撲を見る地元のおじいちゃん、おばあちゃんたち。その奥にあるドアから外に出ることができる。建物内はエアコンが効いていないので、高温のお風呂のあとは汗が噴き出す。外に出た方が涼しい。この日は、一面に蓮の花が咲いていた。
地元のおじいちゃんが「お湯はいい」と言っていた意味がよくわかった。ここは通好みの温泉だ。古いし、狭いし、エアコンは効いていないので、万人受けはしない。ただ、お湯はいい。
住所 | 〒311-1704 茨城県行方市山田121 |
電話番号 | 0291-35-2821 |
営業時間 | 10:00〜21:00(最終受付 20:00) |
定休日 | 月曜(ただし祝日は営業、翌平日が休業) |
料金 | 大人:420円 子ども(6〜12歳)・障害者:210円 65歳以上:310円 |
駐車場 | 無料 |
安さで選ぶなら、神栖市 温浴施設 ふれあいセンター「湯楽々 ゆらら」
- MARBLE B&Bより車で20分。千人画廊の近く。
- 安い。
住所 | 〒314-0116 茨城県神栖市奥野谷6283番地2 |
電話番号 | 0299-90-5911 |
営業時間 | 10:00〜21:00 |
定休日 | 毎月第3月曜日(祝日の場合は変更の可能性場合あり) |
料金 | 大人 520円 子供・高齢者 310円 |
駐車場 | 無料 |
近場なら「鹿島ハイツスポーツプラザ」
- MARBLE B&Bより車で14分。
- 宿泊施設のお風呂で、日帰り入浴可能。
- 展望風呂からは北浦(湖)に沈む夕日を見ることができる。
住所 | 〒314-0042 茨城県鹿嶋市田野辺659 |
電話番号 | 0299-82-7941 |
営業時間 | 12:00〜23:00(23:00閉館) |
定休日 | 大型団体宿泊により休業の場合あり。 |
料金 | 大人:800円 子ども(3〜12歳):500円 |
駐車場 | 無料 |
おまけ|温泉大国ハンガリーのお風呂
2012年、ブダペストに滞在したときのこと。1日1ヶ所、合計2つの温泉に入った。1つはとても憧れていたゲッレールト温泉。ホテルゲッレールトは高級ホテルなので当時の私はとても手が届かず、温泉だけ利用した(いつか泊まりたい)。アールヌーボー様式の美しい建築と、天井の高いプールは、まるで映画のセットのようだった。とても優雅な気分で入浴したのを覚えている。
ゲッレールト温泉は、高級ホテルに滞在する富裕層が多い印象だったが、もう一つのルカーチ温泉はいかにも大衆浴場といった風情の温泉だった。こちらは地元の人たちで賑わっていて、子どもの姿も多かった。日本の温泉にもルールがあるように、ブダペストにもやはりルールがある。戸惑っていると、地元の方が優しく声をかけてくれた。そういうささやかな親切もあって、ブダペストという町はとてもいい思い出として記憶に刻まれている。
ブダペストを訪れたのは、極寒の2月だった。ゲッレールト温泉と並んで最も有名なセーチェーニ温泉にも行きたかったが、その時期なぜか閉館していた。温泉に入りながらチェスを楽しむ写真を見て以来、ずっと行きたいと思っている。いつかまたブダペストで温泉をハシゴしたい。
※写真はゲッレールト温泉。美しくゴージャスな中の写真は撮れず。
スポンサーリンク
コメント