大人のメロンまるごとクリームソーダ

先日の松本山雅戦、5-0で勝利して気をよくした家主、お客さまにメロンの贅沢な食べ方をしませんかと提案。一度やってみたかったのだ、大人のメロンまるごとクリームソーダを!

「メロンまるごとクリームソーダ」は、カシマスタジアムで5月頃から登場するスタジアムグルメだ。これが食べられる試合は、スプーンを持参した人で長蛇の列ができる。スプーン持参だと、アイスクリームを1個おまけしてもらえるのを常連のサポーターは知っている。できれば、柄の長いスプーンがいい。メロンまるごとなので奥が深い。食べても食べてもなくならないので、私はハーフタイムになっても食べ続けていた。

スタジアムの「メロンまるごとクリームソーダ」は冷凍メロンを使っているので、スプーンがなかなか刺さらない上に、食べきる頃には体が冷え切ってしまう。そして食べ終わった頃、やっぱりメロンは生に限る、と思う。そもそもメロン1個はどう考えても多すぎるのだ。半分で十分。しいて言うなら、私は青肉よりは赤肉メロンの方が好きだ。

\作ろう/

大人のメロンまるごとクリームソーダの作り方
  1. メロンを半分に切って、種を取る
  2. ハーゲンダッツのバニラをたっぷり乗せる
  3. スパークリングワインを注ぐ

最高だ!最高だ!これが三ツ矢サイダーだと、メロンの甘さもあってお子様向けの味になる。大人はやはり、辛口のスパークリングワインである。

茨城県はメロンの生産日本一。茨城の中でも、鹿嶋のお隣、鉾田市がメロンの産地として有名なので、5月頃からスーパーのメロン売り場の専有面積は一気に拡大する。配送伝票を書くテーブルまで用意されて、箱積のメロンが大量に並ぶ。東京で暮らしていた頃、メロンは高級品で手が出なかった。ところが、茨城はとにかくメロンが安い!メロンの季節は毎日メロン!品種もいろいろあって、食べ比べるのも楽しい。

東京から鹿嶋にサッカー観戦で通っていた頃、試合前後に地元不動産屋さんを訪ねては、土地を探していた。そのときも、時々お茶と一緒にメロンが出てきた。メロンが出てくる不動産屋って一体どういうことなのか。聞けば、この辺の人はもうメロンに飽きている。メロン、メロン、毎日メロン。メロンは買うものじゃなくてもらうもの、別に珍しくもないし、高級なものでもないという。その意味が、住んでみて初めてわかった。

2022/12/4 追記
2022シーズン、カシマスタジアムで食べたメロン丸ごとクリームソーダは、珍しく赤肉メロンだった。この日は特別だったようだ。とても暑い日だったので、スプーンが刺さらないということもなく、試合前に20分程度で完食。外で食べるメロン丸ごとクリームソーダは格別においしかった。毎年食べたい。
しかし、私はスパークリングワインをたっぷり注いだ大人のメロン丸ごとクリームソーダを知ってしまった。これもメロンに季節がきたら毎年やりたい。

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