鹿嶋市内を走る線路の謎

鹿島臨海鉄道貨物線

鹿嶋市に移住して7年経つが、鹿島神宮駅を使ったことは一度もない。鹿島神宮駅の時刻表を見ると、電車は1〜2時間に1本なので、あまり便利な移動手段とは言えない。断然車。田舎は車がないと暮らせない。

市内でわりと長時間、踏切で停車することがある。これは、鹿島臨海鉄道の鹿島臨港線(貨物線)で、鹿島臨海工業地帯と大洗・水戸方面をつないでいる。鹿嶋市内に踏み切りが多いのは、1日1〜2往復ほど走るこの貨物列車のためだ。

鹿島臨海鉄道の鹿島臨港線(旅客運行をしていない貨物線)の駅で、現存するのはたった3駅。距離にすると案外短い。

  • 鹿島サッカースタジアム駅(試合開催日だけ旅客列車が停車)
    • 【廃止】居切駅
  • 神栖駅
    • 【廃止】神之池駅
    • 【廃止】鹿島港南駅
    • 【廃止】知手駅
  • 奥野谷浜駅

発着駅の「奥野谷浜駅」から先は、周辺工場へと専用線が伸びていて、工場からコンテナ列車が運行している。

まっぷるTRAVEL GUIDE「鹿島臨海工業地帯が茨城県最大の工業地帯に発展するまで」より転載

隣の神栖市には、謎の「神栖駅」というのが存在する。1978(昭和53)年~1983(昭和58)年の5年間だけ旅客営業していたそうで、現在は貨物駅や車両基地になっている。旅客営業していた頃の名残で、当時の旅客ホームがそのまま残っているそう。今度、見に行ってみようか。

\これが神栖駅!/

Please share if you like

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次